大木 祐二
monofarm編集室
編集長
mononfarmウェブマガジン編集長を務め、monofarmの発起人でもあります。
未来のものづくりはどういった「コト」や「モノ」であるのかを通じて、みなさんとのつながりを求めてウェブマガジンを立ち上げました。
monofarmから新しいものづくりの芽がたくさん育つことを目標に活動中。

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子供達の「驚き!」から「なぜ?」を育む!クラシエのねるねるねるね「知育菓子(R)」
皆さんの身近に感じられる作って楽しく食べるお菓子は、現在「知育菓子(R)」というジャンルで販売され、多くのお店の店頭に並び子供から大人まで親しまれるお菓子となりました。「知育菓子(R)」と呼ばれるジャンルはクラシエフーズ株式会社が2005年から「つくって食べるお菓子」の製品総称として起用し、ファーストプロダクトとなる「ねるねるねるね」は発売から30周年を迎え、現在も皆さんに愛される商品となります。「ねるねるねるね」を筆頭にワクワクする商品をリリースされるクラシエ「知育菓子(R)」の仕掛け人、クラシエフーズ株式会社 津田 未典さん(以下、津田さん)にお話をうかがいました。

Kracie 津田さん

クラシエフーズ株式会社 津田 未典さん(津田さんが手に持つ「ねるねるねるね」は知育菓子(R)の中で1番売れているとのこと)

現在、クラシエの「知育菓子(R)」は全24品のラインナップで構成され、子供達にお菓子の手作り体験から作る楽しさが感じられるお菓子となり、クラシエがリリースする製品群の中で、「知育菓子(R)」は個性的な商品でありますが、品数が多い事でも特徴的であるようです。まずは、「知育菓子(R)」が誕生したきっかけからお話をお聞きして行きます。

post_strong_01 最初は粉末飲料となる製品から始まりました。駄菓子屋さんでよくみかける、粉に水を入れるとシュワシュワのジュースになるお菓子です。これが「知育菓子(R)」が誕生するきっかけとなる製品です。もともと、粉やキャンディーをベースにしたお菓子づくりは得意な企業でしたので、今ではレンジを使わずに「ドーナツやケーキ」みたいなものも作れたり、粘土のようなソフトキャンディで自分の好きな動物や食べものなどの形も作れたりします。
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「知育菓子(R)」は何歳位から体験できる製品なのでしょうか。

post_strong_01 入門編は「ねるねるねるね」で、2~3歳くらいから楽しんでいただけます。メインターゲットは3歳から小学校低学年までとなりますが、「これ懐かしい!たまに食べたくなるんです~」と言っていただける方々の層が大人となっていたりするので、大学生協にも置かさせていただいてます(笑)。
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「知育菓子(R)」が世代をまたいで愛される理由とはどのような「もの・こと」なのでしょうか。

post_strong_01 お菓子は、食べると昔を思い出したりと「想い出」とリンクする物だと感じます。「知育菓子(R)」は食べるに加え、「作る」「楽しむ」という体験が想い出となるため、「自分の子供にも体験させたい」という親御様が多くいらっしゃいます。
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Kracie 知育菓子(R)ラインナップ

クラシエの「知育菓子(R)」は、全24製品という豊富なラインナップ!

post_strong_01 自分の「知育菓子(R)」の体験とその想い出を懐かしみ、「自分の子供にも食べさせてます!」とお手紙をいただけたりもします。
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post_strong_01 また、自分の子供が作った知育菓子(R)を「作品」としてSNS投稿していただいたりと、楽しむ幅も広がっているようです。「知育菓子(R)」はWebとも相性が良いようで、皆さんのSNSの投稿から「知育菓子(R)」の楽しさが自然と伝わることも、皆様に愛される理由と感じています。
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「知育菓子(R)」を通じて子供達に「ワクワク」や「ドキドキ」を伝えるための仕掛けについてお聞きしました。

post_strong_01 それは「驚き!」です。例えば、「ねるねるねるね」ですと、「白い粉に水を入れて混ぜると色が変わる!また違う粉を入れて混ぜるとまた違う色に変化する!さらに、膨らんできた!」みたいに、お菓子を作る際のプロセスが全て楽しい動作になるよう「驚き!」とつながる事を意識しています。「驚き!」が無いとただの作業になってしまいますので(笑)。
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現在このような「驚き」や「ワクワク」をより多くの子供達に伝えるため、全国展開で「知育菓子教室(R)」を開催されているようです。

Kracie 知育菓子教室

知育菓子教室(R)」の様子(出処:ねるね研究室 facebook

post_strong_01 全国で年間300回以上の「知育菓子教室(R)」を展開しています。多くはスーパーやショッピングモール等のイベントスペースで行っておりますが、2014年から小学校での「知育菓子教室(R)」を始めました。きっかけは2つあり、1つ目は未曾有の被害をもたらした東日本大震災の震災復興に携わる中で「私たちにも何かできることはないか?」と感じたことでした。私たちは「知育菓子(R)の実験教室をやってみてはどうだろうか?」と考え、「知育菓子教室(R)」として昨年は約30校で行うことができました。
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post_strong_01 きっかけの2つ目は、「夏休みの自由研究で「知育菓子(R)」を題材にしました」と複数お手紙をいただいており、色が変わったり、膨らむ事は理科実験の入り口となるため「どうにかこれを商品化できないか?」と考えていたことです。そこから、理科の実験要素を「知育菓子(R)」で再現した商品が誕生し、「知育菓子教室(R)」を行える様になりました。
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Kracie じっけんねるねる

途中で色が変わったり、膨らむ過程が実験要素として楽しめ、最後には美味しく食べられる実験キット「じっけんねるねる」。実験ノートもついてくる本格仕様だ!


理科の実験ができる「じっけんねるねる」。子供達だけでなく大人達も夢中になってしまいそうな製品ですが、いったいどのように開発されたのでしょうか。

post_strong_01 「どうやったら子供達と楽しく学びながら作って食べることができるのか?どういうステップで展開したら実験を楽しんでもらえるのか?」という事を、小学校の先生と一緒に考え「じっけんねるねる」を開発しました。「これは授業になる!是非学校でやりたい!」と先生方々からお声がけいただけ、「知育菓子教室(R)」を開く事ができています。
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子供達がはじめて体験する「ものづくり、ことづくり」となるかもしれない、クラシエの「知育菓子(R)」。作って、食べて、楽しみながら創造力を育む事の大切さについてお聞きします。

post_strong_01 お子さんは日々色々なことを吸収されていると思います。例えば、自分の手で混ぜ合わせて起こる変化への「驚き!」というものは、聞いて教わり想像した事と違い、何倍にもなって良質な体験となると思います。その体験の一つ一つを吸収する事が大切だと思います。3歳くらいのお子さんですと「へぇ~、すごーい!」といった「驚き!」までですが、小学校2年生位になってくると、「白かった粉なのに、水を入れると何で青くなるんだろう?水も透明なのに、なぜ?」という疑問が出てきます。それというのは、起こった「もの・こと」を自分事として捉えられたからだと思います。
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続けて津田さんは話します。

post_strong_01 やはり手先を動かして自分の目で見て変わっていく様子を見るというのは「ものづくり」に興味をもってくれるきっかけになるのではと感じます。「知育菓子(R)を何で作ったのですか?」とか「知育菓子(R)を作るにはどうしたら良いですか?」など、年齢によって答え方が難しい質問なども飛んできますが(笑)、「驚き!」と「なぜ?」という気持ちからその先の行動につながるきっかけとなると私たちも嬉しく感じます。
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「ポッピンクッキン」 たのしいケーキやさんのつくり方

「イガイガイのうた」 クラシエの知育菓子(R)は、合成着色料・保存料ゼロなくらい、イッガ〜イ♪

最後に、今後の「知育菓子(R)」の展望についてお聞きしました。

post_strong_01 「知育菓子教室(R)」はまだはじまったばかりなので、これからも多様な場で行っていきたいと思います。「もの」から「こと」と言われてずいぶん経ちますが、クラシエの知育菓子(R)も「ものづくり」だけではなく「ことづくり」も学べるお菓子なので、多様な場を通じて皆さんと一緒に楽しく学んで、おいしく食べられたらと思います。また、知育菓子(R)の「楽しさ」は世界共通なので、日本のお子さんだけではなく、世界中のお子さんに「クラシエの知育菓子(R)」を届けて行きたいと思います。
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食を通じた「もの・こと」に対し「驚き!」と「なぜ?」を養う授業や機会は、考えてみるとあまり形としてないのかもしれません。これからもクラシエの「知育菓子(R)」より、日本だけではなく世界中の子供達に「作って学び、楽しく食べる」を、「驚き!」と「なぜ?」と共に届けて行きます。

Kracie 津田さんとねるねくん

津田さんと、ねるねくんと、Mr.カラフルピースとのスリーショット。Mr.カラフルピース、何ともファンキーで楽しそう♪



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