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それぞれの種から鮮やかな花が咲きますように。街で犬を見かけても、自分の犬が一番だと思ってしまう親バカライターです。

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万年筆の楽しさを届けたい!セーラー万年筆の書く文化への思い。
みなさんは「万年筆」と聞いて、どのようなことを連想されますか?

「レトロで高級感があってカッコイイ」
「字が綺麗になりそう」
「手入れが大変そう」

など、万年筆は良いものであるとは思いつつも、距離を感じている方もいるようです。そこで今回は、日本で初めて万年筆を自社生産・発売を行ったセーラー万年筆株式会社(以下、セーラー万年筆)広報担当・馬渕さんと、友野さんにお話をうかがいました。セーラー万年筆という社名からも万年筆のメーカーとしてあまりにも有名ですが、実はボールペンを日本で最初に製造・発売し、さらには筆ペンを世界で初めて開発し世の中に普及させた会社でもあります。

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セーラー万年筆株式会社 友野さん

セーラー万年筆株式会社 友野さん

まずは、セーラー万年筆の特長からお聞きして行きます。

post_strong_01 まず第一に「書き味のよさ」です。万年筆はペンポイントが紙が触れるとインクが出る仕組みになっており、ほとんど筆圧をかけずに書くことが出来ます。したがって長時間文字を書いていても疲れにくいという特長があります。第二に、ここ数年でインクのカラーバリエーションが急激に増え、様々な色を楽しむことができるようになりました。弊社には「インクブレンダー」という者がおりまして、お客様のご要望に合わせてお好みの色をお作りする「インク工房」というイベントも開催しております。
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万年筆は、にじんだり汚れたりと多少扱うにはコツが要るようにも感じますが?

post_strong_01 以前はそのようなことが多かったようですね。飛行機に持ち込むと気圧の変化の影響でインク漏れしたり、水でインクがにじんだり。しかし現在は万年筆の品質も向上しておりますし、顔料インクという水に滲みにくいインクも開発されたので、以前のようににじんで読めなくなるということもありません。
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さらに、万年筆の手入れ方法についてお聞きします。

post_strong_01 一番のメンテナンスは普段から日常的にお使いいただくことです。そうすればインクが固まって書けなくなることはほとんどありません。年賀状シーズンや特別な商談の時にだけ年に1~2回しか使わないと、インクが固まって書けないということもあります。そういう場合は、ペン先を外してコップの水にひと晩漬けてください。翌朝には固まっていたインクが溶けて、また書けるようになるはずです。長期間使用しない場合はインクカートリッジを抜き、ペン先を水で洗って保管することが大切です。そうすれば次回使用する時、また気持ちよく書くことができます。とにかく基本は水でよく洗浄することです。
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セーラー万年筆株式会社友野さん

セーラー万年筆株式会社 馬渕さん

post_strong_01 万年筆は書けば書くほどペン先がご自身の筆記角度や書き癖に馴染んで書きやすくなっていきます。つまり、使うたびに「自分のもの」になっていくわけです。こうした「ペンを育てる楽しみ」もボールペンやシャープペンシルにはない特長の一つです。毎日使って育てた「自分のための一本」を長く大切に使って頂きたいです。
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そこで、「自分のための一本を探す」にあたり、あまり万年筆を使った事がない方のためにも、馬渕さんと、友野さんよりいくつか製品をご紹介いただきました。

post_strong_01 まず、万年筆を使ったことはないが興味があるという方には『ハイエース ネオ クリア万年筆』と『ストーリア 万年筆用顔料ボトルインク20ml』をご紹介します。
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ハイエース ネオ クリア万年筆

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ストーリア 万年筆用顔料ボトルインク20ml

post_strong_01 『ストーリア』は顔料インクのため、発色が良くはっきりとした色合いを楽しむことが出来ます。これをボディが透明の「ハイエースネオ クリア万年筆」に入れると、中のインクが見えて楽しく使用して頂けるはずです。どちらも1,000円(税抜)と初心者の方でもお求めやすい価格ですので、特に学生さんや女性の方におすすめです。
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万年筆は気になるけれどどれが良いのかわからないという方にはどのようなものが良いでしょうか?

post_strong_01 『バルカロール万年筆』をおすすめします。特長が2つありまして、1つはペン先側に重心が来るように設計しています。万年筆は筆圧をかけなくても書くことが出来るため、ペン先側に重心を置くことによってペン自身の重みを利用して書けるようにしています。もう一つはペン先に14金を使用している点です。いわゆる「金ペン」といわれるもので、万年筆ならでは柔らかい書き味をお楽しみいただけると思います。
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バルカロール万年筆

バルカロール万年筆

書き味にこだわりたいという方にお勧めの万年筆はどの製品となりますか?

post_strong_01 『プロフィット21万年筆』をおすすめします。ペン先に弊社独自の21金を使用しており、そこから生み出される軽いタッチとなめらかな書き味は、万年筆の醍醐味を存分に楽しんでいただけると思います。
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プロフィット21万年筆


それでは最後に、今後の展望についてお聞かせください。

post_strong_01 日本人は元来、読み書きの能力に秀でており、書くための道具に強いこだわりを持っていると思います。スマートフォンやタブレット端末などの普及により、自分の手で字を書く機会が減ったといわれて久しい今だからこそ、私たちは1人でも多くの方に書くことが楽しい、と感じていただけるような書き味のよい商品を提供し、日本人の「書く文化」に少しでも貢献してまいりたいと思っております。
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セーラー万年筆株式会社

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