大木 祐二
monofarm編集室
編集長
mononfarmウェブマガジン編集長を務め、monofarmの発起人でもあります。
未来のものづくりはどういった「コト」や「モノ」であるのかを通じて、みなさんとのつながりを求めてウェブマガジンを立ち上げました。
monofarmから新しいものづくりの芽がたくさん育つことを目標に活動中。

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「ぶろっくめーかー」と「3Dプリンタ」を使って、「トントンファイト」をやってみた!
先日取材ご協力いただいたアンドール株式会社さまより、「ぶろっくめーかー」のライセンスID(体験版の場合ライセンスIDは不要です)とMUTOH製のデスクトップ型3Dプリンタ(MF-1150)をお借りしました。折角の機会ですので、今回はmonofarm編集室で「ぶろっくめーかー」を使って・遊んで・学んでみたいと思います。

「ぶろっくめーかー」×「MF-1150」

アンドール株式会社がリリースする「ぶろっくめーかー」は、キューブブロックをPC画面上で積み上げる事により、直感的にあらゆる形をつくれてしまう5歳以上を対象とした、3D-CADソフトウェア。「ぶろっくめーかー」でつくられた3Dモデルは、3Dプリンタで手軽に造形できてしまう事が魅力。※「ぶろっくめーかー」の体験版では、STLやOBJフォーマットでファイル保存ができないため3D造形が行えません。

ひとまず、「ぶろっくめーかー」で何をしようか企画会議を開き間も無く、

post_strong_01 「ぶろっくめーかー」を使ってとんとん相撲は?
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との意見に「それいいね!」と即決。ただ、従来の「とんとん相撲」ではなく、デジタルファブリケーションによる「とんとん相撲」なので、雰囲気だけでも「先端技術とんとん相撲」感が欲しくなり「トントンファイト」と呼ぶ事に決定。ゆるゆるです。しかし、ゆるくともやるからにはという事で、「トントンファイト」のルールや、「トントンファイター(相撲レスラー型フィギュア)」の規定も設ける事に。

トントンルール

「トントンファイト」のルールと、「トントンファイター」のレギュレーションについて

まずは、土俵作りへ。もちろん「ぶろっくめーかー」で作成し、3Dプリンタで造形して行きます。今回お借りしたMUTOH製の3DプリンタではPLA素材のフィラメントを使用。歪みや割れが発生しにくく、大きな物も比較的造形しやすい素材である事がPLAの特徴です。造形された土俵は、段ボールシートに固定することにより、激しくトントンした場合のズレ防止となります。

トントン土俵

土俵サイズはMUTOH製3Dプリンタ(MF-1150)の平面造形エリアの最大値となる幅200mm、奥行き200mm、高さは程よく30mmに決定

トントン土俵クリアランス

トントンする際に、ベストなトントンを追求し割り出された段ボールシートとのわずかな隙間

超落ち王

土俵と段ボールベースシートの隙間に使用したのは、給湯室にあった「超落ち王(ダイソー製)」のスポンジ

「トントンファイター」も「ぶろっくめーかー」で作成し、規定を満たした「トントンファイター」が試合にエントリーできます。基本となる規定は、3mm角のキューブブロックを使用し、総ブロック数が3,000ブロック以内で、高さが10ブロック以上である事。また、土俵との接地面積や足の数は2本まで、縦・横・高さ等々、細かく規定は設定されています。この規定があることで、白熱したトントンファイトが楽しめ、また規定内でどのような構造にすると強い「トントンファイターがつくれるのか?」といった戦略も生まれます。

トントンファイターサンプル

左から1mm、2mm、3mm、4mm、5mmキューブブロックで作成した「トントンファイター」を造形し土俵にのせてみたところ、3mmキューブブロックのファイターが丁度良いサイズ感となった

今回、使用しているフィラメントの色はホワイト。造形後の「トントンファイター」に色付けを施す予定でしたが、作業時間が足らず中途半端な色付けとなってしまったことが大変悔やまれる点。フィギュアの色付けイメージとして参考にしていただくため、PC画面キャプチャと共に「第1回トントンファイト」に参加した、「トントンファイター」をご紹介します!

アイーンマン

[トントンファイターネーム]アイーンマン(3DCADの匠) / 使用ブロック数:1,819 blocks

川田サンタ

[トントンファイターネーム]川田サンタ(3DCGの匠) / 使用ブロック数:1,094 blocks

GETⅡ

[トントンファイターネーム]GET-Ⅱ(ゲッツー) / 使用ブロック数:1,458 blocks

たまにゃん

[トントンファイターネーム]たまにゃん(TAMAebooks公式キャラクター) / 使用ブロック数:1,557 blocks

DOUMO-KU

[トントンファイターネーム]DOUMO-KU(ドウモーク) / 使用ブロック数:3,000 blocks

B-MAX

[トントンファイターネーム]B-MAX(ビーマックス) / 使用ブロック数:3,000 blocks

どこかで聞いたことあるような名前がチラホラしてますが...どれも個性的な「トントンファイター」となりました。実際に作り始めると、ブロックを積み上げて形を作る事の奥深さに気づきます。「ぶろっくめーかー」は誰でも直感的にぶろっくを積み重ね作って行く事ができますが、自分がイメージした形に仕上げて行くには、ぶろっく数の計算や完成イメージに近づけるためのディテール調整が必要となり、拘ればいくらでも追求できてしまう広がりが「ぶろっくめーかー」にはあります。そこに、子供も大人も夢中になれる楽しさと学びがある様です。

試合開始時間ギリギリまで「トントンファイター」の調整が続くなか、どうにかフィギュアが出揃い試合開催。「トントンファイト」はトーナメント方式での試合運びとなります。トーナメント表は以下のとおり。

トントンファイト トーナメント表

「第1回トントンファイト」トーナメント表

試合を始めてみると、トントンと土俵を叩くタイミングであったり、叩く強さや場所であったり、あえて土俵を叩かず土俵を指で押し込み「トントン」を吸収したりと、トントンテクニックがかなり必要となります。ゆるいとは言っていられないほど「トントンファイト」は熱気を帯びた試合運びとなり、勝てば本気で喜び、負けると真面目に悔しがるといった、いい大人達がムキになる「トントンファイト」が繰り広げられました。
熱戦!トントンファイト

大人たちの熱い「トントンファイト」が繰り広げられる

「第1回トントンファイト」ダイジェスト版

今回のやってみた企画の「トントンファイト」はかなりの「ゆるさ」ではありますが、「ぶろっくめーかー」を使って、遊んで、学ぶといった利点を活かせる企画に感じます。第2回・第3回?があるかは分かりませんが、また「トントンファイト」を開催し、今度は皆さんとファイトできたらと勝手に画策しております。アンドール株式会社様、この度は「ぶろっくめーかー」アカウント並びに、3Dプリンタの貸し出しご協力、誠にありがとうございました!

以上、monofarm編集室より、「ぶろっくめーかー」と「3Dプリンタ」を使って、「トントンファイト」をやってみた!でした。


ぶろっくめーかー
アンドール株式会社

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