大木 祐二
monofarm編集室
編集長
mononfarmウェブマガジン編集長を務め、monofarmの発起人でもあります。
未来のものづくりはどういった「コト」や「モノ」であるのかを通じて、みなさんとのつながりを求めてウェブマガジンを立ち上げました。
monofarmから新しいものづくりの芽がたくさん育つことを目標に活動中。

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「第1回・第2回接着THON」開催結果報告
株式会社スパイスボックスと、株式会社ネクスメディア monofarm編集室にてイベント企画・運営している「接着THON」。その「第1回」が6月20日( 月)19:00~21:30、「第2回」が7月3日(日)14:00~16:30に開催されました。そもそも「接着THON」とはなんなのか、そして「第1回・第2回接着THON」の様子と、参加者から生み出された多様なアイデアの共有を行う、「第1回・第2回接着THON」の開催結果報告となります。

「接着THON」とは?
「接着THON」は、接着剤を使って遊んで楽しみ、みんなのアイデアから生み出されるあらたな接着剤活用方法について考えるイベントです。主催はセメダイン株式会社。協賛として、AgIC株式会社TechShop Japan。イベント運営は、株式会社スパイスボックス株式会社ネクスメディア(monofarm編集室)の5社連携により開催されています。

「接着THON」で何をするの?
セメダイン社の導電性接着剤(SX-ECA48)で様々な電子部材を、AgIC社の導電性インクで回路がプリントされた半透明のPET基材に接着し、フレキシブルプリント基板(以下、FPC(Flexible Printed Circuits))の作成体験を行います。皆でFPCについて理解を深めた後、FPCの新たな可能性について考えるアイデアソンを行い、今回の「第3回」ではFPCを実装するハッカソン・プロトタイピングまでをも行います。


【「第1回接着THON」レビュー】

■(ほぼ)満員御礼!「第1回接着THON」
6月20日(月)の19:00-21:30で開催された「第1回接着THON」。開催の時間帯が月曜日の19:00からという事もあり、多くのお勤め帰りの方々に参加いただき、ほぼ満席でのイベントスタートとなりました。

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「第1回接着THON」会場の様子

■山崎晴貴氏の「ワークショップ」「アイデアソン」
株式会社スパイスボックス山崎晴貴氏ファシリテーションによるワークショップとアイデアソンを開催。

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株式会社スパイスボックス 山崎晴貴氏:アイデアソン・ハッカソンイベントにおいて数々の受賞歴を持つ、Technologist/UX Design Director。自身がイベンターを務める「ショッカソン」は、人気アイデアソン・ハッカソンイベントの1つとなる。
【シンタイセイ ショッカソン2016】「今年の夏も弾けろ!触覚祭」 2016-08-27(土)10:00 - 2016-08-28(日)18:00

ワークショプの内容はセメダイン社の導電性接着剤(SX-ECA48)と、AgIC社の回路プリンターでプリントされたPET基材を使用した簡易なFPCの作成。そして、アイデアソンでは、FPCの新たな活用方法について考えます。「第1回」のワークショップでは、LEDカラーによる必要電圧の違いや、ボタン電池1個では2つ点灯させることができないLEDなどが混在してしまっており、LEDが点灯し辛くなってしまう不具合が発生。この不具合も参加者の方々により原因究明していただけ感謝することしきりです。

第3回接着THONワークショプ

2人でLEDを点灯させようと試みる(とても楽しそう)

後半の、アイデアソンではA3の白紙を12等分に折り、アイデアを文字ではなく、イラスト中心に表現し端的に理解できるアイデアシートを作る、ブレインライティングという手法で行われます。はじめに、4つのアイデアを個々にアイデアシートに描き、そのアイデアシートをチーム間(1チーム4名)で回し「自分ならこうしたい!こうしたらもっと面白いんじゃない?」というアイデアを付け加え描いて行きます。そして最後に自分の手元に戻って来たアイデアシートは、皆さんのアイデアで満たされて返って来ます。ブレインライティングは、簡単に誰でも取り入れられる手法ですので、みなさん是非活用されてみてはいかがでしょうか?

第3回接着THONアイデアソン

みんなで書き込んだアイデアシートを共有し、良いと感じたアイデアには「☆」を書き、さらにアイデアを書き加えたりしながら、アイデアの幅を広げて行く

■実用的な物から、ぶっ飛んだ物まで見事な「接着アイデア」が飛び交う
そして最後は、「接着アイデア」の発表です。沢山の「接着アイデア」から、みなさんが「これぞ!」というアイデアを発表してゆきます。1人1〜3分程ですが、みなさんの熱気が伝わって来るプレゼンから多様なアイデアが飛び交い、盛況な内に終えることができました。

第1回接着THONアイデア発表

ギフトテンインダストリー 濱田代表による、斬新なアイデアが発表される


第1回接着THON集合写真

「第1回接着THON」集合写真

▼「第1回接着THON」アイデアシートがご覧いただけます
第1回接着THONアイデアシート(全アイデア)
第1回接着THONアイデアシート(発表アイデア)



【「第2回接着THON」レビュー】

■「第1回接着THON」とはまた違った雰囲気で始まる「第2回接着THON」
「第2回接着THON」は7月3日(日)の14:00-16:30で開催され、日曜日開催という事もあり、父子参加での姿が見受けられ「第1回」とはまた違うアットホームな雰囲気でスタート。

第2回接着THONスタート

AgICの導電性インクが入った、回路プリンターでのデモプリント。どうにもクマのぬいぐるみがどうなるのかが気になってしまう。

■今回も抜群の安定感を魅せる、山崎晴貴氏の「ワークショップ」「アイデアソン」
今回も抜群の安定感で魅せる、山崎晴貴氏のワークショップからのアイデアソン。「第1回」のワークショップネタが、ちょっと難しい内容との判断のもと、今回子連れ参加の方々が多いことより比較的簡単にこなせるワークショップネタを用意されます。結果、皆さんが課題をこなし、参加者の持ち込みネタによるプロトタイピングまで時間を使え、アットホームでありながらも、レベルの高いワークショプが繰り広げられました。

第2回接着THONワークショップ

「第2回接着THON」のワークショップは、ボタン電池を挟むとLEDが光るシンプルな仕組みに


第2回接着THONワークショプ

「第2回接着THON」では、親子でワークショップに取組姿が見られた

■子供の「夢接着」に負けない、大人の「メルヘン接着」アイデアが炸裂
そして、アイデアソン。今回もブレインライティングより沢山の接着アイデアが誕生します。積極的にお子さんもプレゼン参加し「夢接着」アイデアが広がりつつも、それを上回る夢見る大人の「メルヘン接着」など多様なアイデアが展開され、「第1回接着THON」とはまたちがった魅力ある会となりました。

第2回接着THONアイデア発表

「接着アイデア」を一生懸命プレゼンする子供達


第2回接着THON集合写真

「第2回接着THON」集合写真

▼「第2回接着THON」アイデアシートがご覧いただけます
第2回接着THONアイデアシート(全アイデア)
第2回接着THONアイデアシート(発表アイデア)


「第3回接着THON」についてはこちら

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